節約しながら結婚準備を楽しむプレ花ブログ

結婚式のコストを抑える方法について、プレ花さんに少しでも参考になればうれしいです。

結婚式場探しについて(なぜ結婚式をするのかと誰を呼ぶのか問題)

こんばんは。やよいです。

今日は結婚式場探しについて書きます。

 

指輪を決めた後、両家顔合わせの準備と結婚式場探しを並行して進めました。

顔合わせについても改めて記事にしていきたいのですが、まず結婚式場探しについて書くことにします。もしよろしければお付き合いください。

 

 

結婚式についてはいろんな選択肢があると思います。

 

最近はナシ婚(結婚式はしない)という選択肢も結構広まってきているようですし、実際に割と増えてきているみたいです。

少し前は、今ほどはそういう考えの人は多くなかった気はします。

私が知らなかっただけかもしれませんが、近年になって「結婚式は親族のみでやります」という声が以前よりも多く聞かれるようになってきた気がするし、小規模の結婚式も割と多くなってきたのではないかなと。

 

私の考え方としては結婚式はあまり派手にやるつもりはなく「できれば親族だけで」と数年前からぼんやり思っていました。

それこそ23〜24歳くらいの時は今よりも友達がたくさんいて、会社もリア充っぽいところだったので友人も呼んでもどっちでもいいかなと思っていましたが、27歳くらいから考えが変わってきました。

友人と絶縁したとかそういうわけではないですが、私は今30歳で、周りの友達はほぼ全員結婚している人ばかりなので家庭や育児のことで忙しく、以前より会う機会も格段に減ったので、今更なあ…という理由もあります。

それから、確かにお世話になった友達に自分の晴れ姿を見てもらうのも嬉しいとは思いますが、一方で、夫とラブラブな場面を見られるのが恥ずかしく照れくさいという気持ちもあります。

あとで興味を持ってくれる友達に、写真だけ見てもらえたらいいかなっていう程度です。

 

また、結婚式には出席する側もどうしてもお金がかかります。

賛否両論あるとは思いますが、私はご祝儀という形のゲストに結構高額な負担を強いる文化があまり好きではありませんでした

お祝いなんだからそのくらいいいかとも思いますが、私個人の結婚のために少なくとも各自3万円以上の出費が生じるというのは非常に申し訳なく思ってしまいます。

毎日一緒にいる友達だったらまだしも、下手したら1年〜数年に1回しか会わない友達にそういう出費を強いるのはちょっとどうなのかなと…

しかも丸一日予定をあけてもらって来ていただかないといけないわけだし。

正直、わざわざ水をさすようなことを誰も口に出して言わないだけであって、この文化に抵抗を感じている人も多いのではないかと思います。

 

自分が呼ばれたら(嫌いな相手でない限り)快くお祝いしようという気持ちでは臨みますが、あまり仲良くない相手の結婚式に出席し、正直あまり良い気持ちがしなかったこともありました。

だから友人を呼ぶとしたら、お世話になっている友人だけ厳選して呼ぶっていう考えもあったのですが、そうなると本当に5人とかになってしまいます。

そしてその友人達は共通の知人でもなく、それぞれ別のコミュニティで知り合った人たちなので、来てもらっても初対面同士で気を遣わせることになってしまいそうです。

 

私は初対面の人に自分から話しかけるのが少し苦手です。

相手から喋ってくれたりすると自分も結構喋れるのですが「話しかけても話しかけなくてもどちらでもいい」みたいな場面ではなかなか自分から口火を切れません。

だから正直、自分一人で招待されてしまったら、当日喋る人いるかな、嬉しいけど大丈夫かなと思ってしまうかもしれません。

友達のタイプもみんなそれぞれバラバラなので、その場を誰かは盛り上げてくれるとは思うのですが、やはりどうしても初めてだと気を遣わせてしまうと思うので。

 

 

私も実際に一度だけ「共通の友人がほとんどいない」結婚式に行ったことがあったのですが、わりと肩身が狭かったです。

周囲の方と新郎新婦の衣装やプログラムに関する感想を共有したかったのですが、同じテーブルにいた方々は内輪で盛り上がられていたので、なんとなく発言しにくく…。

そのテーブルの中で唯一、一人だけ知り合い程度の関係の子が横にいたのですが、その子も「私にも話しかけないと」と気を遣っているのがわかって、正直申し訳なかったです。

 

だからといって、じゃあもう少し同じコミュニティの友達を何人かずつ多く呼ぶかと言われると、もうとても選ぶのが難しくなってきてしまいます。

これって私に限らずみんなそうだと思うのですが、同じコミュニティにいる友達の中でも、いろんな友達がいると思うんです。

例えば「高校の時同じグループ」だった子とか、「大学の部活」というくくりでも何人もいて、その中には疎遠の人も仲がいい人もいると思います。

例えば会社の同期が4人いて、その中でとても仲良くしてくれているAさんと、まあまあ親しいBさん、あまり話さないけど嫌いでもないCさん、内心苦手意識のあるDさんとか、いろいろな人がいるわけですよね。

Aさんは参加を快諾してくれるだろうけど、Aさんだけ呼ぶとなるとBさんは「なぜ私は呼んでくれないんだろう」と内心寂しく思うかもしれない。

2人だけ招待はおかしいからCさんまで呼ぶと、今度はCさんは「あまり話す機会もないのになぜ呼ばれたのだろう」と面倒に思われるかもしれない。

Dさんも含めて全員呼んだら、同期は全員呼ばれたのだろうと理解してもらえるかもしれないけど、わざわざあまり仲の良くないいない相手までも呼びたくない。

どこまで招待するかと線引きをするのは困難です。

 

なのでそれなら一切友人の招待はやめたほうがいいかなと考え、親族のみの挙式ということにしました。夫も幸い似たような考えだったようなので、その点はよかったです。

 

夫が「友人も呼ぶ」ということだったら反対するつもりはなく、私も合わせるつもりではあったので、友人を呼ぶのが絶対に嫌!というほどではなかったですが。

どうしても心残りだったら二次会もできますし、迷うようなら挙式と披露宴は親族のみっていうのも良いのではないでしょうか、と私は思います。

 

 

 

ちなみに「そこまでみんなにお披露目することにこだわらないなら結婚式やらなくてもいいのでは?」って思われるかもしれません。

私の母も「別に無理にしなくてもいいよ」って言ってたし、イトコも私が結婚式をやると聞いて「えーやよいちゃん、このご時世に結婚式やるの?」と言っていたらしいです。(彼女はそのお金を別で使ったほうがいいという考えだったそうです)

うちの親族は結婚式とかそういうキラキラしたものにあまりこだわりが無い人が多いので、割とそういう考えなんですが、私はやっぱり結婚式だけはやりたかったんです。

 

私は成人式のときも着物を着てません。

着物をレンタルするのも物凄いお金がいるんだし、その分をまた別に使ったほうが良いと親からも言われました。

確かに婚礼サービスと同じで価格は高め、ぼったくりの業者も多いし、良い商売だなと思っていました。

その時はそれでいいかなと思っていたんですが、なんとなく後になって、友達の写真なんかを見せてもらったら少し寂しい気がしてきました。 

 

 

 

冒頭でも言ったとおり、たしかに今結婚式しないっていう選択肢も増えてきているし、もちろんありだと思います。

ただ、やはり結婚式のような独特な一日を過ごせるのって一度しかないし、記念に残せるのって今だけだし、できるのは今だけなんです。

結婚式なんて、言い方に気をつけずにいえば自己満足の世界だし、自分のやりたいことをやらせてもらう会みたいなところはあると思います。

私は友人の過度な演出の披露宴に嫌気がさしたことがあるし、なんでこんなの人に見せたいんだろう?と思ったこともありました。

でも、たまにはそういうのもいいんじゃないでしょうか

その友人の結婚式についても直後は呆れていましたが、数年たって友人とその子の家に遊びに行くとき嬉しそうに「結婚式のDVDあるから久しぶりに一緒にみんなで見ない?」って言ってました。

「きっとあの時のことがとても最高の思い出になったんだろうな」って今なら優しい気持ちで思えます。

 

 

 

 

私は好きな人と一緒に綺麗なドレスを着て並んでいるところも家族に見てほしいし、写真とかも撮って欲しいです。

そんな機会って私達の人生で何回ありますかね?もう結婚式くらいしか無いのではないかなと思います。

家族や親族には申し訳ない気持ちもありますが、家族だから、多分そういうわがままも一回くらい許してくれるのではないかと…

その代わり、披露宴ではできるだけ喜んでもらえるようにしたいと思います。

 

 

ちなみに今まで結婚してきた私の身近な友人・知人はおおよそ30名ほどいますが、の知る限りでは結局「結婚式をしなかった」という人は今のところはいませんでした。

(やらないことを検討したと言っていた知人もいましたが、結局割とお金をかけて結婚式をされたそうです。)

もちろん相当なお金はかかりますが、両家の事情が許すのであれば、結婚式はやって悪いものではないと思うんです。

結婚式の準備を始めた段階なだけで、ちょっと言うのは早すぎるかもしれませんが。

 

 

あと、家族に改めて感謝の気持ちを伝えられるような機会というのもこの日くらいではないかと思います。

もちろん毎年母の日とか父の日とか誕生日とか色々ありますし、感謝は何回でも伝えたら良いとは思いますけど。笑

 

私は両親に対しては今まであまり親孝行をできていなかったので、少しでも喜んでもらえたらと思って準備したいと思っています。