節約しながら結婚準備を楽しむプレ花ブログ

結婚式のコストを抑える方法について、プレ花さんに少しでも参考になればうれしいです。

入籍後の諸手続きが恐ろしく面倒だったので詳しく書いてみる(前編)

こんばんは、やよいです。

 

入籍した方から「名字が変わった後の手続きが結構面倒くさい」とは聞いていましたが、正直ここまで面倒なものだとは思っていませんでした。

手続きについて情報収集している新婚さんも多いと思いますので、少しでも参考になればと思い、順番が前後しますが書いてみます。

 

ざっくり言って私はこの順番で手続きしました。

①運転免許証の氏名を変更

②銀行口座の氏名変更

③クレジットカードの氏名変更

④入っている保険の氏名変更

⑤入居している住宅、電気・ガスの契約者氏名変更

⑥各種ネットサービスの氏名変更手続き

 

 

入籍後、まずやらなくてはいけないのは運転免許証の氏名変更です。

入籍後すぐその足で手続きに行けるものだと思っていたのですが、それが難しそうだということに気がついたのは入籍直前でした。

その理由はなぜかというと、新しい本籍が登録されるのに1週間くらい時間がかかるから、ということを言われたからです。

当然ですがこれは私の行った区役所だけではなく多分全国共通ですので、戸籍謄本もとれるのは1週間後くらいだとのことです。

(実際は私の場合5日後に取れましたが30分くらい待ちましたので、本当に1週間かかると思ったほうがいいかもしれません。)

ちなみに運転免許証の氏名変更に必要なものは本籍入りの住民票です。なので、こちらについても多分入籍した日にすぐの発行はできないと思います。

なので、仕事を休んで様々な手続きに回ろうと思っていた人は注意して下さい。

 

ただし、急いでいる方は以下の方法で手続きができるようです。

その場でもらえる「婚姻届受理証明書」(発行は有料)というものがあるのでこれを発行してもらい、住民票を発行する窓口にその証明書を提出したらよいそうです。

これは窓口の方に聞いたわけではなくネットの情報なので、急いでいる方はお住まいの自治体に確認した方が良いかもしれません。

 

この婚姻届受理証明書を発行するのには料金がかかるようですし、私にはそこまでして急がなくてはならない理由も無かったので、それをもらうのはやめました。

でも、結局、ほぼすべての手続きが完了できたのは入籍してから2週間後でした。

これもあれもまだ終わってない、やらなきゃなーというのも地味にストレスです。

私は結構仕事を休める時期だったのでよかったのですが、やはり①②は特に平日でなければ手続きは困難なので、平日休みではない方は大変かもしれません。

他のことについても、問い合わせ窓口は平日の遅い時間はやっていなかったりするところもあるので、結構大変です。

何日も休みを取るのが難しかったり、一日でやってしまいたい方は入籍当日に婚姻届受理証明書をもらってでもやったほうがいいかと思います。

 

話を元に戻します。やっと戸籍謄本を入手することができたので、今度は住民票を取りに行きました。

私の場合、入籍した時点ですぐには夫と一緒に住んでいませんでした。

本籍地は夫の住んでいる市にしたのですが、私が住んでいる市はまた別のところでした。そのため、戸籍謄本をもらった市役所では自分の住民票はもらえません。

新しい本籍地と現在住民票がある場所が同じ市内であれば、同じ市役所で住民票も取れるので、そういう方は一回ですむかと思います。

これがまた地味に面倒で、まずは私の住んでいる市の窓口で住民票を取りに行くことからスタートです。

本当に新しい名前での住民票がスムーズにもらえるか少し心配しました。

住民票を取る時は本人確認書類がいりますが、新しい姓での本人確認書類なんて無いけど?と一瞬思ったのですが、そこはやはり身分証明書は旧姓の運転免許証で十分でした。

申請する時「本籍地の記載をする」みたいなところに印をつけなければ本籍地は記入されていないものが出てくるので、そこも忘れないようにして下さい。

 

無事に取得できましたので、これを持って近くの警察署に行きます。

地味に移動の交通費がかかるので、私が行ったのは自宅から一番近い警察署ではなく、他の手続きが一緒にできる便利そうな場所にある警察署(住民票を取った市役所の近く)に行きました。

都道府県によって手続きができる場所は違うと思いますのでここは要確認です。ちなみに、交番や派出所では変更手続きはできません。

あと、これも場所によって全く違うかもしれませんが、警察署があいているのは17時までだけど、運転免許証の手続きは16時30分までとかそういう所がありました。

時間もなるべく余裕をもって、できれば早めに行動したほうがいいです。

行ったら割とすぐに窓口がわかり、用紙一枚記入し、免許証とさっきもらった住民票を提出して少し待ちました。住民票は返してもらえないのでそのまま1枚消費します。

免許証の表面の名前が変わるのかな?とドキドキしていたら、住所の変更と同じで裏面の変更事項のところに新しい氏名が書かれていました。

ちなみに免許証自体が新しくなることはありませんので、期待していた方は残念…笑

 

 

ここまでは割とスムーズにいきました。次に、②の銀行口座の氏名変更です。

実はこれについては私の事前準備が遅かったこともあり、お届印も変更しないといけないので新しい姓の印鑑を作らないといけなかったのですが、それに時間がかかってしまいました。

あまりお金をかけたくなかったし、ネットでかなり安く銀行印を作ってもらえるショップがたくさんあり、私は1000円くらいで作ってもらいました。

そのくらいもう少しお金かけろよ…と思われるかもしれませんが、口コミの評判もよく、とても1000円の印鑑には見えない立派なものだったので満足しています。近くの実店舗にお願いしてもいいかもしれませんが、ぜひ一度検討してみて下さい。

ただし、一つ一つ手作業だからなのか思った以上に時間がかかり、受け取ったのは注文から8日後だったので、もう少し早めに注文しておくべきだったと思いました。

 

さて、お届印(新しいものと以前のもの)とキャッシュカードを持ってメインバンクにしていた某銀行(メガバンク)に向かいます。

銀行の手続きにあたって準備していく上でも色々と落とし穴があって「そういえば通帳」と思って家を探したけどやはりなくて、実家に保管してあるかなと思って親に聞いたら、やはり知らないとのこと。

困って調べたところ、かなり前に通帳がないタイプの契約に切り替えていたので、通帳はなかったということが判明しました。(結構こういうシステム今は多いみたいです)

色々とややこしいので、この機会に通帳なし(WEBで確認する)に切り替えができる銀行であればそうするのもひとつの方法ではないかと思います。

 

銀行は、混みそうなお昼の時間を外したので待ち時間も少なく、割とすぐに番号を呼ばれました。

色々と記入し、窓口のお姉さんが確認し、手続きに入りました。そこで一つ予想外の展開がありました。

「お届け印は変更なしで大丈夫ですね?」と言われました。

 「え、旧姓の名字の印鑑で登録していたので、新姓のものに変更したほうがいいですよね?」と言ったら、「あー、まあ大丈夫ですよ」と言われました。

それでいいの??と思いながらも、どうしようかなと迷ったのですが「じゃあ…」と言って元のまま変えないことにしました。

ですが、この時私は他の部分で弊害があることに気が付いていなかった…

実はこの日、銀行の手続きに行った直後にカードの氏名変更の依頼をポスト投函しておりました。

私はカードの引き落とし口座にこの銀行を設定していて、そこに「新しいお届印」を押すところがあったのですが、お届印をこのたび注文した新姓のものに変えるつもりだったので、あらかじめ新姓の印鑑を押してしまっていました。

でもそのことをすっかり忘れていて、その銀行で「旧姓のままでもいいんだったらそのままにします」と言ってしまったのです。

これによって私は翌日「やはりお届印を新姓のものに変更します」ともう一度手続きに行く羽目になりました…皆さんもお気をつけ下さい。

 

 

ちなみに、結婚によって氏名変更の手続きをしたとき「結婚での氏名変更ですか?」と聞かれて、「銀行でも保険を扱っていますのでよかったら今入っている保険を見直しませんか?」と保険加入の勧誘を受けました。 

正直、銀行の事務手続きでこういう勧誘を受けるとは思っていなかったので驚きました。

まあ向こうにとってはノルマがあるのでしょうが、私も夫も一応保険についても検討していたところだったので、少し情報が入ってよかったです。

 

そして引き続き、あまり使っていなかった他の銀行についても氏名変更に行ったのですがこちらはお届印の変更については「普通にするもの」って感じの前提でした。

銀行によっても違うのかもしれません。

でも、ややこしくなりそうなので、私は旧姓のままでいいと言われても一律に変更しておくことをおすすめします。

 

 

と、ここまで書いてきましたが、長くなりそうなので続きは次回の記事にしたいと思います。